【故・ルバース・ミヤヒラ吟子】傑作本場首里花織訪問着沖縄県無形文化財指定「鳳梨」感涙に咽ぶ程…至高の花織絵羽!二度と生み出されない究極の逸品!
◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃 ◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません ◆着用シーン パーティ、音楽鑑賞、観劇、お食事会、ご旅行など◆あわせる帯 洒落袋帯など 絹100%断ち切り身丈174cm 内幅36cm(最大裄丈約68cm) 【故・ルバース・ミヤヒラ吟子】 傑作本場首里花織訪問着澄んだ空に地平線の果てまで広がるコバルトブルーの海。
強い日差しに熱せられた風が肌を撫で、 太陽に向かって背を伸ばす花草の間をするりと抜ける。
恵まれた豊かな自然と育まれてきた伝統がそこにございます。
人間国宝:宮平初子氏の実子であり、沖縄県指定無形文化財保持者、 幼き頃より、母、初子氏の機織りの様子や織り上がった布とともに、 自然に首里の織物に触れられて育った生粋の織人、ルバース・ミヤヒラ吟子氏。
初子氏は現在、首里織のみならず、多くの染織作家や職人が神様のように畏敬の念を抱いている人物でもあります。
初子氏に導かれ、染織の世界に魅入られた人間がなんと多いことでしょう。
その才能と情熱の遺伝子をまっすぐに受け継いでいらっしゃった方ですが、 残念ながら昨年、惜しまれながらご逝去なさいました。
平成3年には、「本場首里の織物(首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織・花倉織・ムルドゥッチリ・手縞(てじま)・煮綛(ニーガシ)芭蕉・花織手巾(ティサジ)の7つの技法)」で、初子氏と同じ沖縄県指定無形文化財保持者の認定を受けられており、また、県立芸大教授としても活躍されておりました。
今現在、吟子氏が染め上げた糸は僅かに残っているそうですが、吟子氏が糸から織まで手がけられたお品はこれ以上増えることはなく。
今出回っているもので最後となります。
全ての工程をお一人でなさっておりましたので、 創作点数も多くはなく、希少なお品でございます。
今回ご紹介が叶いましたのも、懇意にしております問屋さんのご厚意です。
ご紹介いたしますお品は、なんとも美しい絵羽の作品でございます。
弊社でのご紹介は過去に一度きり…次のご紹介はお約束出来ません。
それほどに希少な秘蔵の逸品をお届け致します。
やわらかな色彩にシンプルに見えて実に表情豊かな織りの風情。
厳密な計算によって考えられる図案の美しさもさることながら、 複雑な花綜絖を完全に自分のものとしなければ絶対に成しえない手技の確かさ。
高度な技を要する織りものですので、一度手にとって見ていただければ、その素晴らしさを一目見て感じとっていただけることと存じます。
織り手の巧みの技と、その織物だけが持つ独特の尊さや気高さ、美しさを存分にご堪能いただけるお品でございます。
暖かな大地を思わせるライトベージュの地。
巧みな技術でもってあらわされました繊細なお柄。
お柄部分には彩り豊かな意匠を織りなしております。
朽葉色、青丹色、木枯茶色、芝翫茶色、アイボリーに焦茶色…一つ一つ、見れば見るほどに奥深く。
惹き込まれるような魅力がございます。
海を渡り伝来した世界の文化が、琉球特有の美意識や風土と溶け合い、日本の新しい伝統として実を結ぶ…。
壮大な歴史的背景、そして豊かな自然の中で育まれてきた技術を感じさせてくれる素晴らしいお品でございます。
雄大な琉球の自然、底知れぬ生命力を感じさせてくれる ふくよかな仕上がりには、見るものの心揺さぶる力強さがございます。
まずこのような作品に出会えたことを嬉しく思いますし、 おきもの好きの方に是非実際にお手に取ってご覧いただき、お手元に置いていただければこれほど幸いなことはございません。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、大切にお届けさせていただきます。
お仕立て料金はこちら解地入れ5,500円+※胴裏7,260円〜+紬八掛12,650円+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)※国内手縫い仕立て+16,500円(税込) 加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら (解地入れ) ※着姿の画像はイメージ写真です。
柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:渡辺 健太] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
楽天で購入4,180,000円(税込み)